子供が自分でレールを組むために
子供一人でできるの?
大丈夫!お子さんに任せてみて下さい!
こんなこと子供が自分でできるの?と心配なおかあさまもいらっしゃることと思います。
それが意外にも(?)大丈夫です。
はじめに何度かお子さんと一緒に作ればあとは自分で作り始めます。
できたよー!と教えてくれますので楽しみにしていましょう。
まだの方は、はじめに レイアウトの基本 のページをご覧ください。
準備 レールの向きとジョイント方向を確認
一緒に作って、最後のひとつを子供にはめてもらう
形合わせ系のおもちゃの経験がないお子さんや、プラレールはまったく初めて、というお子さんはここから始めましょう。
まずレールですが、ベーシックセットなど一通りのレールセット、または曲線レールが8本(円形になる)の組み合わせを用意します。
おかあさんは、実際にレールをはめるところを見せながら、レールのつなぎ方を教えてあげてください。
といっても凹を下に置き、凸を上からはめると上手にはまるよ、というような簡単なことです。
お子さんがわかったらやらせてみて、上手にはめることができたら、どんどんくっつけてもらいましょう。
よくわからないようなら、おかあさんが一通り組んであげて最後のひとつをはめてもらいます。親御さんが手を添えてもよいでしょう。
最初は力の加減がわからないのでおかあさんがサポートしてあげてください。
ここではパッケージに書かれたレールコースの再現、または曲線レール8本の円で十分です。
コースが完成したら電車を走らせます。
ぐるぐる走行するところを楽しみましょう。
だんだん勝手がわかってきてお子さんにもおかあさんにも余裕があるようなら、ひとつレールを外してみてください。
お子さんが「レールがないと脱線しちゃう」ことがわかればOKです。
脱線しちゃうから、レールは途切れないように組む必要がある、と教えてあげてください。
脱線を楽しむ遊び方もありますが、そちらに心が傾いた場合はそれでも大丈夫です。そのうち飽きて普通に円に組みます(笑)
やっぱりぐるぐる走るのが面白く、途中で止まってしまうのはつまらないのでしょうね、すぐにまるくつなごうとします。
step1 まずは円形をつくる
まずは自分一人で円を作れることを目標にしましょう
ベーシックセットがお手元にある場合は、曲線レール8本だけを取り出し、渡します。
準備でやったように、ぐるっと円になるように組みます。
本人が自分でできそうなら任せて、困っているようならひっくり返してみたら?とかこれじゃつながらないね、とかヒントを出してみてください。
かんしゃくを起こすようならお手伝いしてあげる、といって最後のいくつかだけを本人にはめてもらいます。
あくまでもおかあさんはお手伝いです、それを強調してあげると自分で作るようになります。
ある日ある時、全部自分で作る
3歳なら簡単なコースをもう自分で作ることができます。
見ててあげるから作ってごらんよ、ってかんじで見守りつつ補助してあげてください。
何度かやっているうちに、一人でできないときだけ呼ばれる、そのうちにできたら呼んでくれるようになります。
我が家はこの方法で、自分で全部やってくれるようになりました。
できあがったらちょっと得意げに報告してくれます。
step2 円形から楕円に発展
円を二つに割って、間に直線レールを挟む
ベーシックセットがお手元にある場合は、曲線レール8本と、直線レール2本を取り出し、渡します。
はじめにぐるっと円になるように組みます。
直線レールが2本余っていますから、どこかに入れよう、と言って円を二つに(左右4本ずつか、上下4本ずつ)わけます。
本人が自分でできそうなら任せて、困っているようなら手伝ってみてください。
あとは1本ずつ、本人にはめてもらいます。
これで楕円の完成です。
写真のように駅(直線レール1本分です)と直線レール1本の組み合わせでもOK。
■ ポイント
初期段階でのポイントは「レールの長さ、種類をそろえる」ということです。
基本的には線対称に配置していけば、間違いなく繋がるようになっています。
左右でも、上下でも、どっかで真っ二つにして、片側と同じ数だけ同じ種類のレールを使うようにすれば、ほぼ、つながります。
初めは円を作って真っ二つにして、間にレールを挟む、という作り方をすると、そのうち手順がわかって、円を作らなくても自分で左右や上下の数を合わせるようにして作ってくれるようになります。
左右対称を意識しなくても、はまらなければどこかにレールが足りないか余っているかがわかってきますので、数の概念がわかってくる3歳前後のお子さんであれば、自分でレールを作るのは比較的早いと思われます。
レールレイアウトですが、詳細ページは作成中です。お楽しみに~!
step3はポイント切替レールの使い方、step4は坂道レールの導入などを予定しています。
参考 レイアウトを楽しむ(中級以上向け)
見ているだけで楽しいレイアウト本
写真のプラレール わくわくプレイブックは、レールのつなぎ方やあそび方を紹介した一冊です。
小さいお子さんがおひとりでも手軽に遊べるレベルから、お友だちやお父さんお母さんと一緒に大人数で遊べるものまで、バリエーション豊かないろいろなレイアウトプランを楽しむことができます。
しかしレール量がたくさん必要だったりするので、初めは必要ないかもしれません。